斎藤修の重賞ピックアップ

【5/9佐賀スプリングカップ】アンバラージュが巻き返す

 高千穂峰特別の再戦というメンバー。勝ったのはゲットワイルドで、2着パイロキネシスト、3着アンバラージュまでクビ、クビという接戦だった。今回もこの3頭の勝負だろう。
 その3頭で厳しいレースを強いられたのがアンバラージュ。好スタートを切ったものの、外からパイロキネシストにハナをとられ、その後は内に閉じ込められる態勢になってしまった。勝負どころで1、2着馬からはやや置かれる形となり、それでも最後の直線では内からよく差を詰めた。今回は大外枠に入って、逃げるパイロキネシストを見ながらレースを進められるはず。この馬には初騎乗となる飛田愛斗騎手のレースぶりにも注目だ。
 2連勝と好調のゲットワイルドだが、今回は定量戦で1キロ増の56キロとなるのがどうか。
 1番枠からおそらく今回も逃げるであろうパイロキネシスト。前回はゲットワイルドにぴたりと直後でマークされ、最後の追い比べで屈したが、今回も枠順的に同じような展開になりそう。今回はさらにアンバラージュもついて来るだろうから、前回以上に厳しいレースを強いられそう。
 この3頭の勝負と見るが、高千穂峰特別4着のテイエムギフテッド、同6着ながら中島記念で3着に好走していたスウィフトハートらの食い込みがあるかどうか。
 ◎11アンバラージュ
 ○3ゲットワイルド
 ▲1パイロキネシスト
 △5テイエムギフテッド
 △7スウィフトハート
 
 佐賀スプリングカップの出走表はこちら

この予想印で投票
斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP