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【6/13水沢・東北優駿】二冠奪取へリュウノシンゲン

 金杯以降の3歳戦の予想のたびに同じことを書いているような気がするが、リュウノシンゲンはダートで負けたのは南部駒賞だけ。しかも先着されたのは北海道からの遠征馬だけ。ダートではまだ地元馬には先着を許していない。一冠目のダイヤモンドカップは水沢1600メートルの外枠にもかかわらずすんなり2番手につけると、3コーナー過ぎで先頭に立ち、ゴールデンヒーラーに迫られたものの、直線ではあっさり突き放した。新興勢力もいないという今回のメンバーでは二冠の可能性はかなり高い。
 ダイヤモンドカップでは3着だったサンエイマジックだが、2着ゴールデンヒーラーとは1馬身半差。続くサクラコマチ賞でも3着とはいえ最後の伸びが目立った。ここは一気の距離延長で、その末脚が生きると見て相手筆頭。
 ゴールデンヒーラーはグランダム・ジャパンなどに目もくれず、再び牡馬に挑戦してきた。リュウノシンゲンを負かしにいったときにほかの馬に足元をすくわれる可能性を考えて▲まで。
 大井で強敵相手の1800メートルを経験したベニスビーチ、この2戦の走りがいいロブストフィジークらは連下争いにからめるかどうか。
 金杯でリュウノシンゲンとアタマ差の接戦を演じたグランフォロミーだが、スプリングカップ、ダイヤモンドカップでは終いのバテ方が気になった。距離延長もプラスではなさそうで、巻き返しまではどうか。ただどこかで復活は期待したいところ。
 ◎6リュウノシンゲン
 ○2サンエイマジック
 ▲9ゴールデンヒーラー
 △3ベニスビーチ
 △7ロブストフィジーク
 △5グランフォロミー
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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