斎藤修の重賞ピックアップ

【6/15名古屋・東海ダービー】トミケンシャイリ二冠なるか

 駿蹄賞は、逃げたトミケンシャイリに、1馬身ほどの差でブンブンマルが追走。スタートからゴールまで人気2頭のほとんど一騎打ち。3コーナー過ぎで追い出したブンブンマルに対して、トミケンシャイリの手応えはまだ楽なまま。一旦離されたブンブンマルがゴール前は1馬身まで差を詰めたが、トミケンシャイリの完勝だった。
 トミケンシャイリは、これで中央未勝利から転入後5連勝。駿蹄賞より100メートル伸びるだけなら、無理やり競りかけてくる馬がいたり、よほど展開が崩れたりでもない限り、二冠達成の可能性は高いとみる。
 駿蹄賞1?3着の結果順の印になってしまうが、スプリングメドウが3番手評価。ここまでのレースぶりからは◎○の間に割って入るのは厳しいかもしれない。
 中京ペガスターカップで、逃げてブンブンマルの2着だったのがダイセンハッピー。トミケンシャイリのハナを叩いてレースを掻き回すならこの馬だろうか。
 ティーズダンキーは牡馬との重賞は初挑戦となるが、東海クイーンカップでは3着のダイセンハッピーと3/4馬身差で4着だった。このメンバーに入ってどこまでやれるか。
 ◎2トミケンシャイリ
 ○4ブンブンマル
 ▲6スプリングメドウ
 △7ダイセンハッピー
 △12ティーズダンキー
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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