昨年まで盛岡1000メートルで争われていた早池峰スーパースプリントが、今年は舞台が水沢850mとなった。
このレース連覇を狙うコンサートドーレは、冬季の高知移籍から岩手に戻ると、今回と同じ舞台のスプリント特別を連勝。その2戦とも直線で先行勢を競り落として完勝といえる内容で、今回のメンバーの多くを負かしており、既存勢力とは勝負付けが済んでいるといっていい。
あとは今シーズン転入してきて対戦していない相手との比較となる。その中で兵庫から転入初戦のイルティモーネは重賞タイトルこそないものの一昨年の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIで2着があり、A1特別の短距離戦で常に好走。水沢ワンターンの850m戦でどうかはやってみないとわからないが、コンサートドーレを負かせるだけの能力はあると見てこの馬から狙う。
中央2勝クラスから転入2戦目となるのがキラットダイヤ。水沢初戦の1400メートル戦はスティンライクビー、ラブバレットに続く3着。中央で挙げた2勝がダート1000メートル戦であれば、この超短距離戦で前走以上のパフォーマンスを見せる可能性はある。
既存勢力では、前走直線でコンサートドーレに1馬身半差まで迫ったシャドウパーティー、前走で初めて850メートル戦を経験して上積み期待のヴィグラスムーヴらが連下候補。
◎3イルティモーネ
○7コンサートドーレ
▲4キラットダイヤ
△1シャドウパーティー
△6ヴィグラスムーヴ
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