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【6/6佐賀がばいダッシュ】強敵回避でドラゴンゲート断然

 ドラゴンゲート、ノーフィアーの直接対決はいかに、と思ったが、同厩舎、同馬主ではさすがに使い分けられることになったようで、ノーフィアーは回避となった。
 ドラゴンゲートは前走でテーオーヘリオスに6馬身ちぎられたが、そのテーオーヘリオスはおそらく距離適性的なことでここは不在。佐賀では18戦15勝、うち重賞4勝、900メートル戦は4戦4勝と実績は圧倒的。何かアクシデントでもない限りこのメンバーで負けることは考えづらく、ドラゴンゲートはおそらく単勝元返し。相手探しの一戦だろう。
 ミスカゴシマは、4走前の佐賀スプリングダッシュが、デビュー戦以来の900メートル戦で5着。ただ4コーナーでドラゴンゲートから離れて2番手横一線の大外を回らされたぶんはあった。10頭立て大外枠は有利とは言えないが、900メートル戦を一度使われての慣れを見込める。3歳時に吉野ヶ里記念を制したスピードなら、ドラゴンゲート以外の馬たちとなら十分勝負になるのではないか。
 昨年のこのレース3着だったのがオイカケマショウ。昨年3月以来勝ち星から遠ざかっているが、オープン特別でもたびたび上位争い。今年3月の900メートル戦、佐賀スプリングダッシュではドラゴンゲートの2着があり、ここでも上位を狙える。
 900メートルは今回が初めてとなるエルプシャフトだが、2月のウインターチャンピオン(1400メートル)ではドラゴンゲートの3着があるだけに上位食い込みも。
 ◎5ドラゴンゲート
 ○10ミスカゴシマ
 ▲6オイカケマショウ
 △2エルプシャフト
 
 佐賀がばいダッシュの出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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