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【7/20金沢・MRO金賞】アイバンホーVSシェナキングの一騎打ちか

 地元金沢二冠のアイバンホーか、菊水賞を制して兵庫ダービーはハナ差2着だったシェナキングか。実績面を見てもこの2頭の勝負で、一騎打ちになるのか。それとも意外に能力差があって明暗が分かれるのか。
 ここは地の利も考えて、金沢では5戦無敗のアイバンホーを本命とした。石川ダービーでは単騎の逃げで自らペースをつくり、3コーナーからはビルボードクィーンに並びかけられて一騎打ちとなったが、直線はゲリラ的な強い雨の向かい風でもひるむことなく振り切った。ここでも地元の意地を見せてほしい。
 シェナキングは、菊水賞では3?4コーナー外からまくって差し切り、兵庫ダービーでは早め2番手から直線先頭に立って完全に勝ったかと見えたところ、大外を追い込んだスマイルサルファーにハナ差屈した。ただ展開的には勝ちに等しい内容だった。今回はアイバンホーをどのタイミングでとらえにいくか。
 名古屋のナンバー3的存在がスプリングメドウ。駿蹄賞、東海ダービーともにトミケンシャイリ、ブンブンマルの一騎打ちからやや差があっての3着。シェナキングが2月のスプリングカップでブンブンマルに1馬身差の2着があり、シェナキングが当時より確実に充実していることを考えると、◎○より上の評価は難しい。
 東北優駿5着から転入初戦のB1戦を制したベニスビーチ、笠松時代から冬休みを挟んで4戦連続連対中のイクゼファイターズらに食い込む余地があるかどうか。
 ◎8アイバンホー
 ○4シェナキング
 ▲9スプリングメドウ
 △5ベニスビーチ
 △3イクゼファイターズ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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