斎藤修の重賞ピックアップ

【7/22名古屋・名港盃】相手に恵まれナムラマホーホ

 ナムラマホーホは昨年3歳2月に中央未勝利から転入して以降4着以内を外したことがない。秋にA級格付けされてからもその堅実ぶりは変わらず、特にここ4戦はA1特別で2勝2着2回。今回は、近走で重賞で勝ち負けというレベルの馬がいないメンバーだけに、重賞初制覇も期待できそう。
 中央3勝から転入したキーグラウンドはここまで8戦6勝。負けた2戦は重賞で、名古屋グランプリJpnIIIでの7着は仕方ないにしても、地方馬同士の梅見月杯9着はちょっと負けすぎ。ただ前走、今回と同じ1900メートルの準重賞・ねむのき杯を勝っているだけに、重賞実績馬が少ない今回のメンバーなら通用する可能性はある。
 中央2勝クラスから転入初戦となるコーカスは、新馬勝ちはダートだったが、3歳8月以降は芝のみを使われ、芝でも2勝を挙げた。今回は3歳時以来、約4年半ぶりのダート戦でどんなレースを見せるか。
 4月5月のA1特別でナムラマホーホを2着にしりぞけ2連勝していたタイガーアチーヴだが、その後の準重賞2戦ではやや差があっての敗戦。復調なるかどうか。
 ねむのき杯でキーグラウンドにクビ差2着と迫ったキョウワスピネルも連下争いなら。
 ◎4ナムラマホーホ
 ○6キーグラウンド
 ▲3コーカス
 △7タイガーアチーヴ
 △10キョウワスピネル
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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