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【9/7盛岡・ビギナーズカップ】充実の4連勝アップテンペスト

 アップテンペストは水沢でデビューしての2戦こそ勝ちきれなかったが、盛岡に替わって4連勝。しかも今回と同じ1400メートル戦では、3戦して1戦ごとに確実にタイムを詰め、前走が1分28秒7。一昨年1分26秒6、昨年1分27秒6というこのレースの勝ちタイムと比べるとやや遅いが、今年の盛岡ダートは昨年より2秒以上時計がかかっていることを考えると、むしろ標準以上のタイムをマーク。当然、盛岡ダート1400mの持ちタイムはメンバー中最速。一戦ごとの充実ぶりを見ても、期待は大きい。
 カクテルライトは、門別からの転入初戦となった前走がアップテンペストの2着。逃げて4コーナーで並びかけてきたアップテンペストとの追い比べとなって3/4馬身差で屈した。転入2戦目での上積みがあれば逆転の可能性も。
 メーテルも門別からの転入馬で、初戦となった芝の若鮎賞は5着だったが、ダート1600メートルの前走では2着に2馬身半差の快勝。この馬も盛岡ダートを経験しての上積みに期待だ。
 ミスリチャードは中央未勝利から転入し、初戦の盛岡ダート1400メートル戦を勝利。勝ちタイムは1分29秒6。芝を経験してきたスピードが生かせれば勝ち負けまでありそう。
 若鮎賞2着だったフェルゼンハントは、今回初めてのダートで上位争いに食い込めるかどうか。父ロージズインメイならダートでこそという可能性はある。
 ◎5アップテンペスト
 ○4カクテルライト
 ▲1メーテル
 △7ミスリチャード
 △3フェルゼンハント
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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