アップテンペストは水沢でデビューしての2戦こそ勝ちきれなかったが、盛岡に替わって4連勝。しかも今回と同じ1400メートル戦では、3戦して1戦ごとに確実にタイムを詰め、前走が1分28秒7。一昨年1分26秒6、昨年1分27秒6というこのレースの勝ちタイムと比べるとやや遅いが、今年の盛岡ダートは昨年より2秒以上時計がかかっていることを考えると、むしろ標準以上のタイムをマーク。当然、盛岡ダート1400mの持ちタイムはメンバー中最速。一戦ごとの充実ぶりを見ても、期待は大きい。
カクテルライトは、門別からの転入初戦となった前走がアップテンペストの2着。逃げて4コーナーで並びかけてきたアップテンペストとの追い比べとなって3/4馬身差で屈した。転入2戦目での上積みがあれば逆転の可能性も。
メーテルも門別からの転入馬で、初戦となった芝の若鮎賞は5着だったが、ダート1600メートルの前走では2着に2馬身半差の快勝。この馬も盛岡ダートを経験しての上積みに期待だ。
ミスリチャードは中央未勝利から転入し、初戦の盛岡ダート1400メートル戦を勝利。勝ちタイムは1分29秒6。芝を経験してきたスピードが生かせれば勝ち負けまでありそう。
若鮎賞2着だったフェルゼンハントは、今回初めてのダートで上位争いに食い込めるかどうか。父ロージズインメイならダートでこそという可能性はある。
◎5アップテンペスト
○4カクテルライト
▲1メーテル
△7ミスリチャード
△3フェルゼンハント
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