斎藤修の重賞ピックアップ

【10/17ばんえい・ナナカマド賞】断然キングフェスタ

 ここまで7勝を挙げているキングフェスタが断然。さらに今回のメンバー中8頭が出走していた10月3日の2歳A-1では、他の牡馬より5kg重い重量で勝っており、それでいて今回、ヘッチャラ、キョウエイハンターと同じ別定10kg増の580kgなら、相対的に楽になった。
 相手筆頭は、前走2着争いに加わっての4着で、今回別定増量なし570kgのヤマカツエース。2走前を勝ったあと、一開催休んで臨んで来たのも好印象。ただ前走の馬体重で882kgと馬格があまりないのが気になるところ。
 デビューから3連勝で注目されたジェイホースワンだが、その後は冴えない成績が続いていた。しかし前走3着で復調気配。ここはさらなる上昇も。
 牝馬ではシンエイアロイ。いちい賞では2着だったが、5kg軽いサツキヤッテマレに障害先頭で越えられ、コンマ2秒差という際どい結果。前走ヤマカツエースと差のない5着なら、ここでも上位食い込みが規定できる。
 キングフェスタと同じ別定10kg増のヘッチャラ、キョウエイハンターは重量的に厳しく、連下争いにからめるかどうか。
 ◎7キングフェスタ
 ○6ヤマカツエース
 ▲10ジェイホースワン
 △9シンエイアロイ
 △5ヘッチャラ
 △8キョウエイハンター
 
 ナナカマド賞の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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