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【10/28笠松・ラブミーチャン記念】遠征でタイトル狙うエムティアンジェ

 金沢のエムティアンジェは北海道未勝利勝ちから転入して金沢プリンセスカップを勝利。兼六園ジュニアカップでは2着に敗れたが、北海道から遠征のエンリルに4コーナーまで食い下がっていたのはこの馬だけ。北海道のJRA認定競走を勝っているのがグラーツィアだけというメンバーなら、ここでも勝ち負けが期待できる。
 グランダム・ジャパン2歳シーズンのタイトルを狙っているのがグラーツィア。地元のリリーカップは勝ち馬から差をつけられての7着だったが、遠征した園田プリンセスカップではスタート後に他馬に競りかけられる厳しい展開だったが、それでも単独での逃げとなり、同じく北海道から遠征のスティールノーヴァに4コーナーで直後に迫られたものの、これを振り切って3馬身差の快勝。ここはエムティアンジェとの一騎打ちと見る。
 ドミニクは秋風ジュニアで2着。圧倒的な強さで逃げ切ったシルバに対して4コーナーでは一旦差を詰め、直線では振り切られたものの、3着シャローナには9馬身差をつけた。デビュー2戦目で強敵相手のレースを経験しての上積みがあれば、◎○に迫る場面もあるかもしれない。
 そのシャローナは門別のフレッシュチャレンジで2着、アタックチャレンジで3着という好走なら、秋風ジュニアで1番人気に支持されたのもうなずける。そこで差をつけられての3着が実力とも思えず、巻き返しが期待される一戦。
 ◎4エムティアンジェ
 ○1グラーツィア
 ▲8ドミニク
 △9シャローナ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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