斎藤修の重賞ピックアップ

【10/7笠松・オータムカップ】中央オープン実績のテーオーエナジー

 今年1月7日の白銀争覇以来、笠松に久しぶりに重賞が戻ってきた。
 近走、重賞で実績を残している馬がいないというメンバーで、中央から兵庫に移籍初戦となるテーオーエナジーは、今年春まで中央ダートのオープンや重賞で入着こそないものの、勝ち馬からは1秒前後の差。地方の小回りコースでも3歳時には兵庫チャンピオンシップJpnIIを勝ち、佐賀記念JpnIIIでも3着好走があった。ここでは能力断然と見る。
 ヒルノデンハーグは中央2勝クラスを勝ちきれず、笠松に転入した昨年は4戦3勝。1年ぶりの実戦となった前走東海クラウンでは早めから後続を離しての逃げで、2着に5馬身差をつける圧勝。昨年より力をつけている印象で、テーオーエナジーを負かす可能性があるとすればこの馬。
 ◎○の一騎打ちの可能性が高く、以下は3着争い。中央2勝クラスから転入してA2特別3着に、A1特別4着のスタンサンセイ。8月に名古屋A1特別で2着があったナムラムツゴローだが、その後の3戦がいまひとつでどうか。中央2勝クラスから転入初戦のシャイニングデイズなど。
 ◎8テーオーエナジー
 ○9ヒルノデンハーグ
 ▲6スタンサンセイ
 △11ナムラムツゴロー
 △10シャイニングデイズ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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