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【11/16金沢シンデレラカップ】4頭の争いもボサノヴァ期待

 門別でアタックチャレンジ勝ちがあって転入したボサノヴァは、金沢プリンセスカップでは直線、エムティアンジェと一騎打ちとなったが、ゴール前で振り切られ1馬身半差で2着。勝ったエムティアンジェは、その後兼六園ジュニアカップでは北海道からの遠征馬の2着に敗れたが、笠松に遠征してラブミーチャン記念を勝利。ボサノヴァは、その馬と好勝負という内容なら、ここでは能力上位と見る。ただし門別では1500、1700メートルと距離を延ばしたウィナーズチャレンジで5、8着に負けていただけに、今後距離が伸びてどこまでやれるかは気になるところ。
 900メートルの新馬戦でスタートからゴールまでほとんど追われることなく、2着に9馬身差をつけ楽勝したのがゴールドラファール。勝ちタイムの56秒3は、△スターフジサンがデビュー戦(2着)でマークしたタイムと同じ。それを楽に出したのであれば、相当なパフォーマンスが期待できそう。
 10月19日の準重賞・くろゆり賞、11月1日のJRA認定トパーズ賞で1、2着を分け合ったのが、スターフジサンとスーパーバンタム。くろゆり賞ではスーパーバンタムが他馬と競り合ってのハイペースで、離れた4番手から進めたスターフジサンにアタマ差とらえられたが、トパーズ賞ではがっちり抑えてマイペースで逃げたスーパーバンタムがスターフジサンに6馬身差をつけて圧勝。そのレースぶりからスーパーバンタムを上位にとった。
 今回、◎○▲のほかにも逃げる可能性のある馬がいて、前が速くなれば中団からレースを進めるスターフジサンが末脚を生かして差し切る場面もおおいにありそう。
 この4頭の勝負で、印の順番はつけたものの、展開やペース次第で能力的にはそれほど差はなさそう。馬券的には、4頭のうち人気がない馬から狙うというのもおもしろそう。
 ◎2ボサノヴァ
 ○8ゴールドラファール
 ▲4スーパーバンタム
 △1スターフジサン
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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