ばんえい菊花賞では牝馬が上位3着まで独占。イオン、サクラヒメがほぼ同時に先頭にで障害をクリアして、イオンのほうが10kg重かったということもあるが、サクラヒメはあっさりと突き放し、残り20mあたりから渡来騎手はほとんど何もしないままの楽勝だった。6月28日のC1-1組以降は3着以内を外すことがなく、着実にクラスを上げて力をつけた。定量戦の今回はかなり堅い軸ではないか。
逆転の可能性はイオンに期待する。ばんえい菊花賞は牝馬同士の中ではトップハンデで、しかも第2障害最初に仕掛けたタイミングはちょっと早かった。今回は定量戦ゆえ、第2障害までも楽に進めるだろうし、溜めて仕掛ければ見せ場以上もありそう。黒ユリ賞、ばんえい大賞典と重賞2勝に、A2戦でも3着好走があるという実績と経験では最上位。
ばんえい菊花賞2着だったミソギホマレは重賞勝ちこそないが、黒ユリ賞2着、イレネー記念3着という実績。ここ7戦連続連対中ということでは、上のクラスでもやれる実力はある。
ばんえい菊花賞では1、2着馬より10kg軽い重量で3着だったアバシリサクラだが、今回は定量戦となってどこまで食らいついていけるか。
ここまで4頭の勝負と見るが、どれか2頭が凡走したときの3着候補としてミラクルクイーンとニュクス。
◎9サクラヒメ
○3イオン
▲1ミソギホマレ
△6アバシリサクラ
△5ミラクルクイーン
△2ニュクス
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