斎藤修の重賞ピックアップ

【5/1ばんえい十勝オッズパーク杯】好調持続、得意の重量でメムロボブサップ

 今シーズン最初のオープン特別として行われたスプリングカップは、ばんえい記念出走組にとってはその反動が気になるところだったが、メムロボブサップは障害すんなりひと腰先頭で快勝。アアモンドグンシンは2着に入ったとはいえ、障害の中腹で一旦止まった。3着のメジロゴーリキはなんとかひと腰。アオノブラックは苦戦して6着だった。
 メムロボブサップは、反動がまったくなさそうで好調持続。700?800kg台の重量はもっとも得意とする舞台で連勝が期待できる。
 高重量戦で力を発揮するメジロゴーリキだが、昨シーズン前半の重賞でも、オッズパーク杯、北斗賞、旭川記念いずれも4着とまずまずの走りはしていた。前走スプリングカップでも3着と好走を見せただけに、ここでも上位争いが期待できる。
 カイセドクターはスプリングカップで障害5番手から、3着のメジロゴーリキに迫る4着と見せ場をつくった。2月のチャンピオンカップでも3着という実績があり、古馬重賞本格参戦の今シーズン期待の1頭。
 スプリングカップ2着だったアアモンドグンシンだが、障害で詰まったのが気になり狙いを下げた。
 キョウエイリュウはスプリングカップで障害2番手から5着。展開次第では馬券圏内も。
 アオノブラックはスプリングカップのレースぶりから本調子でないと見て見送った。
 ◎2メムロボブサップ
 ○7メジロゴーリキ
 ▲5カイセドクター
 △1アアモンドグンシン
 △6キョウエイリュウ
 
 ばんえい十勝オッズパーク杯の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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