斎藤修の重賞ピックアップ

【5/24金沢・北日本新聞杯】強敵相手の経験でリュウノガルシア

 2歳時に重賞4勝というエムティアンジェが回避となって、ノトキリシマ賞まで4連勝というスーパーバンタムが人気になりそうだが、岩手から転入3戦目のリュウノガルシアを狙ってみる。転入初戦の3歳A1特別はエムティアンジェと一騎打ちとなって惜しくもクビ差2着。続く前走では古馬A2に格付けされ、古馬を一蹴。レベルの高いその2戦のレースぶりは評価できる。
 金沢生え抜きのスーパーバンタムは、ここまで11戦して6勝、2着2回、3着1回。ここまで3着以内を外したのは、デビュー戦の競走中止と金沢シンデレラカップの4着だけ。冬休み明けに調子を上げており、連勝中の勢いでここも突破なるかどうか。
 門別、川崎で1勝ずつ挙げたスタイルユアセルフは、転入初戦の3歳A1特別を勝利。笠松・ゴールドジュニアで2着だったエイシンヌウシペツを3/4馬身差で振り切った。転入2戦目の上積みがあれば、◎○とも互角以上の勝負ができそう。
 スーパーバンタム相手に3着が4回あるというキープクライミング、前走3歳A1特別を勝って中央未勝利から転入後5戦3勝としたスノーフォックスらは連下争いまでか。
 ◎3リュウノガルシア
 ○7スーパーバンタム
 ▲8スタイルユアセルフ
 △6キープクライミング
 △1スノーフォックス
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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