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【6/23園田FCスプリント】連覇なるかダノングッド

 ダノングッドはここ2戦が期待にこたえられていないが、2走前の東海桜花賞は出遅れ、前走福永洋一記念は、勝ったララメダイユドールが圧倒的に強かった。と、敗因ははっきりしている。なにより3走前の黒船賞JpnIIIでは4コーナーで内をうまく立ち回っての3着は見事だった。10歳でも衰えはなく、連覇は可能と見る。
 相手筆頭は、船橋から兵庫に戻ってきた(ただし以前と厩舎は違う)メイプルグレイト。昨年の兵庫ゴールドカップでは、南関東の短距離路線でもトップクラスのコパノフィーリングの2着。船橋1200メートルのA2特別勝ちもあり、兵庫に戻っての初戦となった前走では、初めての820メートル戦で他馬より4キロ以上重い58キロを背負って直線での競り合いから抜け出した。その時の勝ちタムが49秒7で、ここを勝ち切るにはもう少しタイムを縮める必要があるが、前走はやや格下相手でもあり、前走以上の時計にも対応はできそう。
 昨年のこのレース3着だったダノンジャスティスが、同厩舎のダノングッドとともに再度の挑戦。その昨年が、勝ったダノングッドから6馬身+クビという差だっただけに、その差をどこまで詰められるか。
 スマートメイスは12戦連続3着以内という成績で、B2級からクラスを上げてきた。ここ8戦は1230メートル戦を使われており、今回は重賞初挑戦で初めての820メートル戦でもそのレースぶりには注目だ。
 休養を挟んで1年以上勝ち星から遠ざかっているワシヅカミだが、内目の3番枠に入っただけにハナを主張してこのメンバーでどこまで粘れるか。
 ◎6ダノングッド
 ○11メイプルグレイト
 ▲10ダノンジャスティス
 △9スマートメイス
 △3ワシヅカミ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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