岩手の短距離戦線で無敵の快進撃を続けるキラットダイヤが、予定通り夏は休養に充てこのレース連覇を狙う。岩手移籍後、1200メートル以下では6戦全勝。しかも盛岡1200メートルは4戦して2着馬にはすべて6馬身以上の差をつける圧勝。さらに前走岩鷲賞でマークした良馬場1200メートル1分10秒1は、ダートグレードでも通用しそうなタイム。今年はJBCスプリントの舞台が盛岡1200メートルとなるだけに、ここは負けられないところ。
強敵になりそうなのはカミノコ。中央3勝クラスから大井を経由して転入し、ここまで盛岡で4戦。クラスターカップJpnIIIでは地方馬最先着の5着とまずまずのレースを見せ、前走スプリント特別での盛岡初勝利が、直線楽に抜け出して2着に6馬身差。タイム的にはキラットダイヤとの比較では見劣るが、そのレースぶりならキラットダイヤを負かす可能性の馬券も考えたい。
ほかの馬たちはやや差があり、カミノコが勝ったスプリント特別で2着だったジェドゥラシャンス、4着だったエイシンハルニレらが3着争いの候補。それまでのレースぶりからエイシンハルニレの方を上にとった。
◎9キラットダイヤ
○6カミノコ
△7エイシンハルニレ
△4ジェドゥラシャンス
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