斎藤修の重賞ピックアップ

【10/18金沢シンデレラカップ】南関東で強敵相手に好走のフィリピーヌ

 デビューから負けなし5連勝のショウガタップリは、初めて他地区からの遠征馬との対戦で正念場となりそうな一戦。
 16日に盛岡で行われた南部駒賞では、同じく地元でデビューから5連勝だったフジラプンツェルが単勝1.3倍の断然人気に支持されたものの、他地区からの遠征馬3頭に先着されて4着。勝ちに行かないといけないレースだけに、初めて経験する厳しいペースを追いかけたことで直線ばったり。能力差以上に負けてしまった。地元馬同士の楽なレースしかしていないショウガタップリにも同じことがいえそう。
 能力最上位は大井のフィリピーヌ。ここまで3戦1勝、3着2回だが、前走はやぶさ特別を制したリベイクフルシティは、その後に南関東2歳最初の重賞・ゴールドジュニアまで制してデビューから4連勝。その馬にコンマ3秒差ならむしろ評価できる。
 北海道から遠征のキモンアップルも、JRA認定アタックチャレンジを制したあと、2歳オープンで2着に好走と能力は高そう。今回は距離延長がどうか。
 ショウガタップリは3番手評価。前走金沢プリンセスカップでは単独で先頭に立つと遊んでいただけに、まだまだ能力は未知数。
 カレイジャスは、金沢プリンセスカップではショウガタップリに大差をつけられての6着だったが、前走若武者特別では北海道から転入初戦だったノブノビスケッツに半馬身差で2着好走。ノブノビスケッツは、キモンアップルが勝ったアタックチャレンジでクビ差2着があっただけに、カレイジャスも相応の力をつけたと見てよさそう。
 北海道から転入初戦のミオソフィアは未勝利戦を勝ったのみだが、連下争いなら。
 ◎2フィリピーヌ
 ○7キモンアップル
 ▲4ショウガタップリ
 △1カレイジャス
 △8ミオソフィア
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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