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【10/30高知・黒潮ジュニアチャンピオンシップ】圧倒の3連勝ユメノホノオ

 ユメノホノオは、デビュー戦こそスタートでバランスを崩して出遅れ差のある4着に敗れたが、その後の3連勝が2着に7馬身、5馬身8馬身差をつける一方的なレースばかり。1戦1勝の馬を除いてほとんどの馬と勝負付が済んでいる。1300メートルの持ちタイムでも、他馬は速くても1分25秒台のところ、ユメノホノオは1分24秒台前半を連発。今回のメンバーでは能力が抜けている。
 相手はパパノオウマサンか、エムティドンか。前走ではエムティドンがパパノオウマサンに2馬身差をつけて勝ったが、パパノオウマサンは1番枠で前半内に閉じ込められ、4コーナーでも内を突いて先頭に立ったが、直線ではそのまま内の砂が重いところを通らされるなど厳しいレースを強いられた。デビュー以来3着以内を外しておらず、巻き返しのかかる一戦。
 エムティドンは、ユメノホノオとの対戦で6着に敗れたが、ここまで5戦して2着以内を外したのはそのレースだけ。パパノオウマサンの馬体重が400キロ前後なのに対し、エムティドンはすでに500キロを超えている大型馬。前走がそうだったように力のいる馬場状態で力を発揮しそう。
 ハチキンムスメも○▲とは差がない。デビュー2戦目から3連勝のあと、パパノオウマサンの2着に負けたものの、前走潮菊特別では、勝ったユメノホノオには離されたものの、パパノオウマサン(3着)に先着しての2着だった。
 前記4頭との対戦ではここまで分が悪いシシガオウだが、ユメノホノオ以外の3頭なら逆転できない差ではない。
 ◎10ユメノホノオ
 ○3パパノオウマサン
 ▲1エムティドン
 △8ハチキンムスメ
 △12シシガオウ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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