この路線は例年古馬の層が厚く、過去に3歳でJBCクラシックを制したのは2002年のアドマイヤドンだけ。JRA京都開催だった2018年を除けばJRAの3歳馬が複数頭出走したことはなく、JRAの3歳馬が3頭も出走するのは初めてのこと。直前でチュウワウィザードの引退が発表されるなど、今年は世代交代の年といえそう。
ならば3歳の新興勢力からとも考えたが、やはり昨年そして今年の帝王賞JpnIで最強クラスの馬たちを負かしてきたテーオーケインズ、メイショウハリオの能力が高い。
メイショウハリオの勢いに期待して◎としたが、左回りが4戦1勝というのは気になるところ。
一方、帝王賞JpnI連覇が期待されたテーオーケインズは、手応え十分で直線を向いたものの、直線半ばでぱったり止まって4着。目標はチャンピオンズカップGIや東京大賞典GIなど先にもあるだろうから、ここでどこまで仕上げてくるか。
3歳馬で期待は、UAEダービーを制し、アメリカ遠征も経験してきたクラウンプライド。帰国初戦で古馬初対戦となった日本テレビ盃JpnIIでは、直線で一旦は抜け出して勝ったかと思ったところ、中団で脚をためていたフィールドセンスに差し切られた。日本テレビ盃JpnIIの相手関係を考えると、やはり◎○との比較では見劣る。
レパードステークスGIIIを制したカフジオクタゴン、昨年東海ステークスGII、平安ステークスGIIIを制し、左回りに実績があるオーヴェルニュらがどこまでやれるか。
◎6メイショウハリオ
○13テーオーケインズ
▲4クラウンプライド
△11カフジオクタゴン
△12オーヴェルニュ
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