斎藤修の重賞ピックアップ

【12/31高知県知事賞】ララメダイユドールが1年を締めくくる

 ララメダイユドールは、中央3勝クラスから転入し、今年1月9日のの初戦から6連勝で、重賞を3勝。前走黒潮マイルチャンピオンシップでの2着との着差3馬身がこれまでの最小着差だが、直線は後続の脚色を確認しながらというレースぶりだけに、その着差にはあまり意味がない。高知7戦全勝で1年を締めくくる。
 相手は同厩舎のグッドヒューマー。こちらは中央2勝クラスから転入して14戦12勝、2着2回。前走1800メートルの準重賞を逃げ切って、今回が重賞初挑戦。さらなる距離延長がどうかだが、底を見せていないだけに、ララメダイユドールを負かす可能性があればこの馬。
 昨年、7番人気ながら直線先頭のスペルマロンを差し切ったのがグリードパルフェ。その後しばらく勝ち星から遠ざかったが、前走を勝って臨む一戦。今年もあっと言わせる場面があるかどうか。
 エイシンピストンは、1900メートルの二十四万石賞、珊瑚冠賞で直線追い込み、それぞれ3着、2着と見せ場をつくった。2400メートルの長丁場で、末脚を生かせる流れになれば見せ場がありそう。
 前走ラニ賞でグッドヒューマーの3着だったアポロティアモはこの距離が向く可能性はある。
 ◎2ララメダイユドール
 ○3グッドヒューマー
 ▲5グリードパルフェ
 △7エイシンピストン
 △9アポロティアモ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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