斎藤修の重賞ピックアップ

【1/15高知・大高坂賞】高いレベルでの混戦もダノンロイヤル

 ダノングッド、ダノンジャスティスという重賞実績馬が、同日佐賀で行われるゴールドスプリント遠征で不在となったが、それでも今の高知は層が厚いと思わせるメンバー。
 本命候補が何頭かいて迷うところだが、中央3勝クラスから転入して8戦オール連対のダノンロイヤル。今回、格上挑戦での重賞初挑戦だが、前走B級の準重賞では直線で突き抜け2着に3馬身差の完勝。重馬場1分29秒3という勝ちタイムなら重賞でも勝負になる。
 同じく中央3勝クラスから転入初戦を馬体重プラス22キロで楽勝したのがモダスオペランディ。勝ちタイムは1分30秒8と、上級クラスとしては平凡だったが、転入2戦目での上積みに期待だ。
 中央2勝クラスから転入して最下級条件から14戦12勝、2着2回という成績でクラスを上げ、高知県知事賞に挑戦したグッドヒューマーだが、前半ハイペースを3番手で追走したこともあって最下位に沈んだ。中央時代もダート短距離を中心に使われていただけに、さすがに距離も長かった。高知1400mではコンスタントに1分29秒台をマークしているだけに、あらためてこの距離で期待だ。
 ユニバーサルライトは昨年6月に船橋から転入し、A-1特別初挑戦だった前走を勝って、まだ底を見せていない。船橋時代の3歳時は東京湾カップ2着という実績もあり、あらためて能力が試される。
 昨年建依別賞を制したアメージングランは、ここ2戦がイマイチだが、巻き返しなるかどうか。
 サンライズナイトは昨年のだるま夕日賞がダノングッドの2着で、その後やや落ち込んだが、秋以降復活のきざしを見せているだけにあらためての期待。
 ◎8ダノンロイヤル
 ○5モダスオペランディ
 ▲4グッドヒューマー
 △1ユニバーサルライト
 △7アメージングラン
 △2サンライズナイト
 
 大高坂賞の出走表はこちら

この予想印で投票
斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP