斎藤修の重賞ピックアップ

【2/23姫路・兵庫ウインターカップ】実績上位ベストマッチョが昨年の雪辱

 10頭立てではあるが、南関東から3頭の遠征があり、さしずめ地元兵庫VS南関東という様相の好メンバーが揃った。
 中でも実績断然はベストマッチョ。1400メートルのダートグレードで2着が2回あり、昨年のこのレースでは直線で一旦は抜け出して勝ったかと思ったところ、ゴール前でインペリシャブルに差し切られて2着。秋は名古屋のゴールド争覇を制し、笠松グランプリでは南関東勢が3着内を独占したなかで半馬身+アタマ差で3着。明けて10歳でも衰えはなさそう。昨年の雪辱なるか。
 昨年1番人気で3着だったのがサンロアノーク。その後は6戦して2勝、2着3回。唯一連対を外したのはJpnIIIのかきつばた記念で、勝ったイグナイターは別格としてもJRA勢相手に掲示板に食い込む5着は評価できる。年明け笠松の白銀争覇を制して、調子を上げて臨む一戦。昨年の雪辱を果たしたいところ。
 昨年のサマーチャンピオンJpnIIIで2着に追込みあっと言わせたコウエイアンカだが、その後、園田チャレンジカップ、兵庫ゴールドカップでは、ともに1番人気に推されるも末脚不発。園田より直線の長い姫路コースで末脚を生かせる展開になるかどうか。
 大井のマックスは佐賀に遠征したゴールドスプリントでは、直線外から差し切る勢いだったが、高知の11歳ダノングッドに半馬身及ばなかった。そしてさらに半馬身差3着がインペリシャブル。その2頭を物差しにすれば、このメンバーでも当然勝負になる。
 兵庫ゴールドカップ2着のエイシンビッグボスに、連覇のかかるインペリシャブルは押し出される形で△まで。印の順番はつけたが能力は紙一重の混戦。
 ◎3ベストマッチョ
 ○4サンロアノーク
 ▲8コウエイアンカ
 △1マックス
 △10エイシンビッグボス
 △9インペリシャブル
 
 兵庫ウインターカップの出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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