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【2/23笠松・ウインター争覇】クインザヒーロー重賞初制覇なるか

 クインザヒーローは昨年、名古屋の重賞で3着が2回あり、大晦日には笠松に遠征してA2特別(オッズパーク2022ファイナル)を制した。そして今年初戦となった梅見月杯は、勝ち馬からは離されての4着とはいえ、1、2着は他地区からの遠征馬で、地元馬では3着ウインユニファイドに先着されたのみ。後方からの脚質ゆえ展開次第という面もありそうだが、メンバーは楽になった。10歳での重賞初制覇となるかどうか。デビュー3年目の塚本征吾騎手にも重賞初勝利のチャンスだ。
 ロッキーブレイヴは下級条件から順調に勝ち上がり、昨年笠松のオータムカップで重賞初制覇。その後は東海ゴールドカップでの3着が最高という成績だが、結果を残したその2戦が笠松1900メートル戦。今回の笠松1800メートルでも能力を発揮しそう。
 イイネイイネイイネは、オータムカップ、東海ゴールドカップでは、ともにロッキーブレイヴとはやや差のある結果。ただ重賞入着実績があるのが半数以下というメンバーだけに、馬券圏内は狙えそう。
 オータムカップ6着もA1特別では結果を残しているタイセイメガロス、中央オープンから転入して3戦目となるロジペルレスト、正月の名古屋記念4着のスズカゴウケツらに上位食い込みがあるかどうか。
 ◎2クインザヒーロー
 ○9ロッキーブレイヴ
 ▲5イイネイイネイイネ
 △1タイセイメガロス
 △10ロジペルレスト
 △6スズカゴウケツ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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