斎藤修の重賞ピックアップ

【3/14名古屋・中京ペガスターカップ】相手が楽になってスタンレー

 スタンレーは地元笠松で3連勝。ゴールドウィング賞では、東海地区のこの世代では無敵のセブンカラーズの2着。その3馬身差は、これまでセブンカラーズの6連勝で、もっとも少ない着差。期待された前走は4着だったが、先着された3頭は今回不在となれば、ここは負けられない一戦。
 エムエスドンもここまで堅実な成績で、12戦して3着以内を外したのは2戦のみ。その2戦はともに4着で、勝ち馬はセブンカラーズだった。圧倒的に強い馬がいたときの2着以下の着順は参考外としてもいいかもしれない。ただ2歳時のゴールドウィング賞では2着スタンレーから4馬身半離されての4着だっただけに、そこから4カ月が経って、力関係が変わっているかどうか。今回のメンバーでこの2頭が中心と見る。
 重賞初挑戦で未知の魅力はクフィール。昨年10月デビューも長期休養があってここまで3戦2勝。4着に負けたときも、勝ったのは重賞で上位争いしているミトノシャルマン。3ヶ月ぶりの復帰戦となった前走1700m戦の勝ちタイムが1分52秒9で、◎○の間に割って入るには、さらにタイムを詰める必要があるが、叩き2戦目での上昇に期待。
 初勝利まで時間がかかったもののここに来て2連勝のマユグリーン、笠松で7戦してすべて4着以内のツミキヒトツらは連下争いの可能性。
 ◎11スタンレー
 ○7エムエスドン
 ▲3クフィール
 △1マユグリーン
 △6ツミキヒトツ
 
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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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