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【3/2姫路・兵庫ユースカップ】実績断然ニシケンボブ

 北海道から転入したニシケンボブは、その初戦となった3歳特別戦では向正面でまだ中団の位置取りから3〜4コーナーで豪快にまくって差し切り勝ち。笠松に遠征したゴールドジュニアでも手応え十分のまま4コーナー手前で先頭に経つと、2着に4馬身差をつける完勝。2歳時の北海道でも4勝を挙げており、全日本2歳優駿JpnIは7着だが、相手を考えれば好走といえる。このメンバーでは実績でも実力でも抜けている。
 相手筆頭は、中央芝1勝から転入して姫路で2連勝のビキニボーイ。前走はスタートで出遅れ最後方からとなったが、向正面で徐々に位置取りを上げると4コーナーで前をとらえ、着差以上の完勝。ただ直線を向いたところで右ムチを入れたら外に逸走気味になるなど幼い面があるのと、内を大きく空けてレースが展開される今の姫路で1番枠に入ってしまったのが気になるところ。
 一発期待したいのが佐賀から遠征のテクノゴールド。中央未勝利から移籍して4戦2勝。初めての他地区遠征でどんなレースを見せるか。
 兵庫若駒賞を制して、園田ジュニアカップ2着だったベラジオソノダラブは、3歳初戦でどこまで仕上がっているか。
 前走でビキニボーイの2着だったディオスメッセージ、門別未勝利から転入して2連勝中のブエラフェルテらは、勝ち負けまではどうかだが馬券圏内なら。
 ◎4ニシケンボブ
 ○1ビキニボーイ
 ▲7テクノゴールド
 △5ベラジオソノダラブ
 △3ディオスメッセージ
 △6ブエラフェルテ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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