斎藤修の重賞ピックアップ

【6/9笠松・飛山濃水杯】笠松で好調レイジーウォリアー

 レイジーウォリアーは、昨年3歳1月に新春ペガサスカップを制し、若草賞でも2着だったが、その後の3歳重賞戦線ではいまひとつ。しかし名古屋所属ながら11月以降は笠松で出走し、A2?A1特別で5戦連続連対。調子を戻したのか、それともよほど笠松コースが合うのか。前走ブルースターオープンは、前半好位につけたものの向正面から手応えが怪しくなって5着に沈んだが、2走前のチェリーブロッサムオープンでは2着に9馬身差をつけ1分27秒3という好タイムで圧勝。ここはあらためての期待だ。
 レイジーウォリアーが5着だったブルースターオープンを制したのがストームドッグ。逃げたアオイスイセイを早めにとらえにいって競り落とした。船橋から転入してこれで2連勝。重賞としてはやや手薄なメンバーだけに、いきなりでもやれそうだ。
 メイショウシルトは、昨秋以降、A級特別で常に善戦。東海桜花賞、かきつばた記念JpnIIIは差のある敗戦だったが、さすがに遠征勢が強かった。東海勢同士なら見直していい。
 ヒロシゲウェーブも重賞ではやや荷が重い感じの成績だが、今回は相手が楽になった。
 ブルースターオープンで、勝ったストームドッグにゴール前で迫ったメテオスウォーム、グラウクスらも能力的にそれほど差はなさそう。
 実績最上位は今年、ウインター争覇、マーチカップと連勝し、重賞通算3勝のロッキーブレイヴだが、その後の2戦が勝負どころでずるずる後退というレースぶりでは狙いにくい。
 ◎4レイジーウォリアー
 ○3ストームドッグ
 ▲7メイショウシルト
 △9ヒロシゲウェーブ
 △6グラウクス
 △5メテオスウォーム
 
 飛山濃水杯の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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