牡馬との対戦で二冠を制し、しかもここまで岩手では無敗というミニアチュールは、普通に走れば負けようがなさそう。2000メートルの東北優駿では4コーナー手前からリッキーナイトに食い下がられたものの直線半ばから引き離し、結果的には4馬身も差をつけた。今回、1600メートルを超える距離を経験している馬も少ないメンバーで、1800メートルならなおさらミニアチュールに有利になりそう。
ミニアチュールにとってほとんど勝負付が済んだ相手ということであれば、転入2戦目のトーセンジェミニを相手筆頭として狙ってみたい。転入初戦の水沢1300メートル戦は、後続を寄せ付けないままの逃げ切り。2着クライアウトには最後やや差を詰められたものの余裕はあり、そのうしろはバラバラでの入線だった。3歳C2ということで相手も強くはなかったが、良馬場1分21秒6はなかなかの好タイム。中央時代も芝1400メートルの経験しかなく、距離延長や初めての盛岡コースなどさまざまにハードルはあるが、未知の可能性に期待だ。
ダイヤモンドカップで4?6着だったユウユウレラシオン、ケープライト、リスレツィオらが相手候補になるが、1800メートルという距離を考えると、その中ではケープライトに適性がありそう。
◎1ミニアチュール
○5トーセンジェミニ
▲7ケープライト
△9ユウユウレラシオン
△4リスレツィオ
ひまわり賞の出走表はこちら