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【7/17名古屋・名港盃】重賞連勝狙うブリーザフレスカ

 中央未勝利から昨年秋に転入したブリーザフレスカが下級条件から順調に出世を遂げた。ここまで名古屋では12戦8勝で、すべて3着以内。重賞初挑戦となった前走トリトン争覇は、道中ずっと鞍上が手を動かしていて決していい手応えには見えないのだが、大外をまくって4コーナーで先頭に立つと直線で突き放し、コンビーノに7馬身差をつける圧勝となった。前々走、2100メートルの湾岸スターカップでは2着に敗れているが、トリトン争覇でのレースぶりなら距離延長は悪くなさそう。今年3年目の塚本征吾騎手はそのトリトン争覇が重賞初勝利で、重賞連勝を狙う。
 湾岸スターカップでブリーザフレスカに3馬身差をつけて完勝だったのがナムラマホーホ。一昨年のこのレースが重賞初制覇で、それを含め昨年までに重賞5勝。トリトン争覇では5着完敗だっただけに、あらためてブリーザフレスカと雌雄を決する一戦だ。
 アンタンスルフレは、重賞初挑戦だった昨年のこのレースが2着で、その後金沢に遠征し北國王冠を制した。5カ月の休み明けで遠征となった前走、園田・六甲盃は2番手追走もペースが上がったところで一杯になってしまったが、今回復帰2戦目で2000メートルの距離なら◎○を脅かす可能性は十分。
 昨年のこのレース3着で、前走トリトン争覇も3着だったクインザヒーロー、今年川崎から転入し調子を上げてきたリョウガらも上位を狙える存在。
 ◎3ブリーザフレスカ
 ○11ナムラマホーホ
 ▲4アンタンスルフレ
 △2クインザヒーロー
 △6リョウガ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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