斎藤修の重賞ピックアップ

【7/30盛岡・せきれい賞】中央芝での走りからスーパーフェザー

 中央芝オープンから岩手転入初戦の馬が3頭いて、さらに中央から地方に移籍して2戦目という馬が3頭いるという、能力比較の難しい一戦。
 5カ月ぶりの休み明けは気になるが、転入初戦のスーパーフェザーを狙ってみたい。中央での勝ち星は3勝クラスまでだが、芝重賞で3着が2回という実績。今年1月の白富士ステークス、続く前走大阪城ステークスと、着順こそ掲示板外だが、勝ち馬と1秒以内の差はまずまずの好走といえる。あとは環境の変化と、盛岡の芝に対する適性がどうか。
 相手も転入初戦のインテンスライト。こちらも中央芝では3勝クラス勝ちまでで、近走はオープンや重賞で着外続きだが、それでも勝ち馬とは1秒前後の差。その能力が発揮できれば十分勝負になる。あとは初めての2400メートルがどうか。
 前哨戦のかきつばた賞を勝って臨むのがゴールドギア。中央では芝オープン勝ちの実績があり、距離経験も十分。ただ近走の中央芝での走りから◎○のほうが上位と見たが、盛岡の芝を経験しているという点では有利。
 ロードクエストは一昨年のこのレースの覇者で、続くOROカップも勝利。そして昨年はJBC当日に行われ高額賞金となったOROカップで3着と好走。しかし今回はそれ以来9カ月ぶりの実戦、10歳になっての初戦ということでは、どれだけの能力を維持しているか。
 中央芝オープンを2勝しているアルサトワ、昨年のこのレース4着で盛岡芝重賞2勝のソロフレーズ、近走大井での実績からヴィゴーレらも能力的には見劣らない。
 ◎8スーパーフェザー
 ○4インテンスライト
 ▲3ゴールドギア
 △9ロードクエスト
 △5アルサトワ
 △11ソロフレーズ
 △10ヴィゴーレ
 
 せきれい賞の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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