斎藤修の重賞ピックアップ

【7/30ばんえい大賞典】格付上位で好調マルホンリョウユウ

 牡馬のみの出走で、キョウエイプラス、タカラキングダムが700kgのトップハンデで、重量差は最大30kg。果たして、過去5年の結果を見ると、700kgでこのレースを勝ったのは2019年のメムロボブサップだけ。そのメムロボブサップの直前の結果を見ると、A1格付でも勝ち負けの成績を残していた。対してキョウエイプラス、タカラキングダムはと見ると、A1混合やA2戦で苦戦という状況。それで700kgのトップハンデは厳しいとみて、本命はマルホンリョウユウとした。
 マルホンリョウユウは、ナナカマド賞3着、翔雲賞2着、イレネー記念2着と、あと一歩のところで重賞タイトルに手が届いていないが、前走A2特別2着など近走の好調ぶりと690kgのハンデなら最有力。ただ1番枠はいい材料とはいえない。
 アシュラダイマオーは重賞初挑戦でイレネー記念制覇。今シーズンは苦戦が続いたが、2走前のB2混合戦でようやく2着と好走。B1格付となっての前走A2との混合戦では格上相手もあって結果はでなかったが、その実力で680kgならチャンスはありそう。
 タカラキングダムは、前述の通り700kgのトップハンデでは2着まで。
 今シーズンB4からB3まで6戦4勝、2着1回と上昇中のホクセイタイヨウも670kgなら上位を狙える。
 ヤングチャンピオンシップ3着の実績があるジェイヒーローもここにきてB2戦で連続2着と好調持続。
 2歳シーズン重賞2勝と実績最上位のキョウエイプラスだが、今シーズン大敗続きとあっては馬券圏内まであるかどうか。
 今シーズン上昇傾向のキタノミネ、とかち皐月賞、とかちダービーともに3着のジェイホースらも、670kgのハンデなら上位食い込みの可能性はありそう。
 ◎1マルホンリョウユウ
 ○4アシュラダイマオー
 ▲10タカラキングダム
 △3ホクセイタイヨウ
 △8ジェイヒーロー
 △9キョウエイプラス
 △5キタノミネ
 △2ジェイホース
 
 ばんえい大賞典の出走表はこちら

この予想印で投票
斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP