新設の兵庫ジュベナイルカップで1番人気に支持されたスタビライザーだが、大外枠からのスタートでムチを入れて好位をとったものの、道中かなり力んで走っていた。3コーナーから前をとらえにかかって一旦は先頭に立ったが、勝ちにいかなければならないぶん、直線でお釣りがなくなってしまった。2走前のアッパートライのように好位で脚を溜められればリベンジの期待だ。
その兵庫ジュベナイルカップを勝ったのがマミエミモモタロー。勝負どころでスタビライザーについていくように進出し、4コーナーで空いた最内を突いて抜け出すという、川原正一騎手が最高にうまく乗った。今度は他馬からマークされる立場になってどうか。
フェリシスのデビュー戦は、2着馬を1馬身差で振り切っての勝利だが、直線は鞍上がうしろを振り返りながら着差以上に余裕はあった。2走目の上積みで走破タイムを詰めてくれば◎◯とも互角の勝負ができそう。
デビュー戦2着だったゼンダンノハゲミは、スタートで外に大きくよれてしまい、それでもハナをとって直線まで先頭。最後は勝ち馬に交わされてしまったが、バテたわけではなく遊んでいた。道中もいかにも子供っぽい走りで、能力を発揮できていない。そのあたりを修正できれば可能性はありそう。
◎5スタビライザー
◯4マミエミモモタロー
▲7フェリシス
△8ゼンダンノハゲミ
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