斎藤修の重賞ピックアップ

【8/31佐賀・サマーチャンピオンJpnIII】トップハンデもコース適性でヘリオス

 ヘリオスは重賞勝ちがないながら、南部杯で2着、JBCスプリントで3着というJpnIでの実績が評価されたか、58.5kgのトップハンデ。このレース、過去10年でトップハンデ馬の勝利はないものの、ヘリオスは地方小回りの1400メートル戦にも実績があり、今回のメンバーなら中心として狙ってみたい。2着は外さないとみる。
 地方初参戦のデンコウリジエールがハンデ58キロと、今回は重賞タイトルがない馬の実績が評価された。前走NST賞3着から中10日。直線切れ味勝負というタイプだけに、直線の短い佐賀で、3〜4コーナーを回りながらその脚が使えるようならチャンスはある。
 オマツリオトコは2歳時に兵庫ジュニアグランプリJpnIIを制し、全日本2歳優駿JpnIでも、その後UAEダービーを制することになるデルマソトガケにアタマ差2着。3歳になって結果は出ていないが、適距離はマイル以下という可能性があり、ハンデ54キロも魅力だ。
 地方馬ではハナブサにチャンスがありそう。昨年末の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIではハンデに恵まれたとはいえ勝ち馬から1秒1差で6着は好走といえる。ここ2戦の連勝で上昇なら上位食い込みもありそう。
 レディバグは55.5キロというハンデで牡馬相手に上位争いまであるかどうか。
 ◎4ヘリオス
 ◯3デンコウリジエール
 ▲10オマツリオトコ
 △8ハナブサ
 △9レディバグ
 
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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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