斎藤修の重賞ピックアップ

【9/15園田チャレンジカップ】地元で勇姿見せるイグナイター

 8頭立ての少頭数で、地元からはわずか3頭の出走。というのは、やはりイグナイターの存在だろうか。一方で昨年ワンツーだった高知からは3頭が遠征してきた。
 昨年NARグランプリ年度代表馬となったイグナイターにとって残された目標はGI/JpnIのタイトル。かしわ記念JpnIは7着だったが、JpnIIのさきたま杯を制し、あらためて能力の高さを見せた。昨年はJpnIIIで2勝、今年はJpnIIへとステップアップした。年末の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIはおそらくハンデを背負わされることで、地元園田での出走はこれが最後になるかもしれないと言われている。負けられない一戦だ。
 高知のアポロティアモは、中央から転入した昨年から今年1月まで重賞では苦戦が続いたが、3月の御厨人窟賞でクビ差2着に入ると、5月以降は重賞3勝を含め、目下5連勝と覚醒した。中央の平地では3勝クラスで頭打ちという成績だったが、ここに来ての好調で中央在籍時以上の能力発揮ということであれば、イグナイターに食い下がる場面もあるかもしれない。
 昨年7番人気でこのレースを逃げ切ったのがダノンジャスティス。園田コースではほかにも園田FCスプリントで2着1回、3着2回があるという相性のいいコース。ダノングリスターとの兼ね合いもあるが、マイペースの逃げに持ち込めたときにどこまで粘れるか。
 ほかには中央オープンから今年高知に移籍したダノングリスター、地元兵庫のプレイヤーズハイにも馬券圏内に食い込む余地はありそう。
 ◎6イグナイター
 ◯2アポロティアモ
 ▲5ダノンジャスティス
 △1ダノングリスター
 △8プレイヤーズハイ
 
 園田チャレンジカップの出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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