北海道から遠征の3頭にはいずれも重賞上位実績があり、ここからの狙いとなりそうだ。
なかでもヴィヴィアンエイトは、デビュー2戦目のフローラルカップこそ3着だったが、ブロッサムカップでは、直線半ばで先頭に立ち、追い込んできたモズミギカタアガリをアタマ差でしりぞけた。そのモズミギカタアガリが、続くエーデルワイス賞JpnIIIを勝ったとなれば、ヴィヴィアンエイトも期待大。あとは笠松の小回りコースをこなせるかだけ。
シトラルテミニは、園田プリンセスカップで北海道勢が上位3着までを占めるなかで2着だったが、続いて遠征した金沢シンデレラカップを勝利。3コーナー過ぎで先頭に立つと、2着バラライカを寄せ付けず2馬身差をつけ、3着ショウガフクキタルには大差をつけた。目下のところグランダム・ジャパン2歳シーズンのポイントでは2位で、これが同2歳シーズン3戦目。田中淳司厩舎にとっては、2017年のエグジビッツ以来3頭目となる2歳シーズン女王へ向けて負けられない一戦だ。
金沢シンデレラカップでシトラルテミニの2着だったのがバラライカ。門別での勝利が内回り1600メートル戦だけに、笠松の小回りコースで適性を示せば逆転までありそう。
門別の未勝利戦でバラライカを負かしているのがエイシンコーネリア。笠松移籍初戦のローズ特別を2馬身半差で快勝し、ネクストスター笠松では2番人気に支持されるも直線伸びず5着。とはいえ、ローズ特別では同じ良馬場で行われたネクストスター笠松より速いタイムをマークしており、巻き返してくる可能性はある。
アコーはネクストスター笠松でエイシンコーネリアに先着する3着。笠松で目下5戦全勝というワラシベチョウジャと4度対戦するなかで、2着3回という結果を残しているだけに、有力北海道勢の間に割って入る可能性はある。
◎2ヴィヴィアンエイト
◯3シトラルテミニ
▲4バラライカ
△5エイシンコーネリア
△6アコー
ラブミーチャン記念の出走表はこちら