ハクサンアマゾネス、ショウガタップリ、金沢競馬年末の大一番で、いよいよ新旧女王の直接対決となった。吉原寛人騎手は落馬負傷で療養中だが、元気だったらどっちに乗っていたのだろうか。地元ではやはりハクサンアマゾネスだったか。
やはり中心は、経験豊富なハクサンアマゾネス。地元1500メートル戦では出遅れの不安があり、ここ1年避けられてきたが、2000メートルなら多少の出遅れでも挽回できる。昨年はヴェノムとの接戦でクビ差2着に敗れたが、このレース3勝目と重賞通算20勝目の期待がかかる。
ハクサンアマゾネスを負かすまではないだろうが、怖いのが中央2勝クラスから転入して2連勝のセブンダートオー。前走A1特別では3コーナーで先頭に立つと、軽く気合をつけられただけで楽々と2着馬を7馬身ちぎった。重賞初挑戦でどんなレースを見せるか。
ショウガタップリには青柳正義騎手が初騎乗。いまだ地元無敗だが、初めての古馬一線級との対戦でどうだろう。
トランスナショナルは中央オープンからの転入で、5月の利家盃ではハクサンアマゾネスに7馬身差をつけられての2着。笠松に遠征してオータムカップを制した。2着争いならチャンスはある。
中央から転入して2着のあと3連勝中のテトラルキア、7月以降の特別戦では崩れることがないキープクライミングら、2、3着争いは難しい。
◎1ハクサンアマゾネス
○10セブンダートオー
▲7ショウガタップリ
△9トランスナショナル
△4テトラルキア
△8キープクライミング
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