JBCクラシックJpnIに登録のあったラッキードリームだが、回避して地元のここを狙ってきた。JBCクラシックJpnIでも勝ち負けという見通しがあればよいが、地元の1着賞金3000万円を狙うほうがやはり現実的、といったところか。昨年夏に川崎から転入して以降、園田で負けたのは六甲盃の2着だけ。先着されたのは高知からの遠征馬で、ここまで地元馬には先着を許しておらず、確勝を期して臨む一戦だ。
相手筆頭は、摂津盃で劇的な復活を果たしたツムタイザン。2歳時の園田ジュニアカップ以来、約2年7カ月ぶりの重賞勝ちだった。兵庫大賞典ではラッキードリームにやや差のある4着だったが、そのときより状態は上向いているはず。ラッキードリームを慌てさせる場面もあるかもしれない。
3歳チャンピオン、スマイルミーシャは、前走兵庫クイーンカップでは初めて重賞で古馬との対戦となって、金沢のハクサンアマゾネスの2着。今回は牡馬一線級との対戦となるが、古馬の牡馬とは定量3キロ差の53キロなら見せ場以上もあるかもしれない。
姫山菊花賞でラッキードリームに1馬身半差2着に食い下がったエイシンビッグボスに、いまだ底を見せていないエコロクラージュは古馬重賞初挑戦でどこまでやれるか。大井から転入後5戦目、赤岡修次騎手を配したフィアットルクスらも連下争いなら。
◎2ラッキードリーム
◯11ツムタイザン
▲1スマイルミーシャ
△9エイシンビッグボス
△10エコロクラージュ
△6フィアットルクス
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