斎藤修の重賞ピックアップ

【2/11高知・だるま夕日賞】連覇狙うガルボマンボ

 一時期調子を落としていたガルボマンボだが、11月の黒潮マイルチャンピオンシップで復活。高知県知事賞では一騎打ちの末、ユメノホノオに半馬身差で屈したが、負けて強しという内容ではあった。そのライバル不在となればこのレース連覇濃厚といえそう。
 高知県知事賞で1番人気に支持されたロードブレスは、向正面からユメノホノオと一緒に進出したが、3コーナー過ぎで一杯になって5着。中央オープンから転入しての2連勝は、B級までとはいえ重賞でも通用しそうなパフォーマンスを見せていた。中央時の実績からマイルはやや距離不足かもしれないが、あらためて真価の問われる一戦だ。
 グッドヒューマーは、1月の大高坂賞を勝って10歳での重賞制覇。休養からの復帰戦となった昨年6月以降、重賞も含めて距離を問わず常に3着以内に好走。前走出走取消の影響が気になるところだが、底を見せていないだけにあっさりまであるかもしれない。
 モダスオペランディも前走黒潮スプリンターズカップ2着で復調気配。
 兵庫B級から転入して下級条件から勝ち上がってきたデシジョンは高知での重賞初挑戦でどこまでやれるか。
 ◎10ガルボマンボ
 ◯5ロードブレス
 ▲7グッドヒューマー
 △9モダスオペランディ
 △8デシジョン
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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