斎藤修の重賞ピックアップ

【2/11ばんえい・黒ユリ賞】ここは負けられないスマイルカナ

 この世代は牡馬に対して牝馬はやや低調だが、牝馬では単独最多の6勝を挙げるのがスマイルカナ。前走はトップクラス不在のメンバーとはいえ3歳A-1戦で牡馬相手に勝っちきったことは評価できる。牝馬では唯一ナナカマド賞に出走して5着という実績でも頭一つ抜けている。2歳牝馬の特別戦、白菊賞、いちい賞ではともに僅差2着と敗れていたが、今度こそ負けられない一戦だ。
 いちい賞でスマイルカナを負かしたのがクリスタルイプセ。とはいえそのときはスマイルカナだけが他馬より5キロ重かった。前走3歳A-1戦ではスマイルカナに僅差の2着で、そのときも5キロ差があった。定量となるここはあらためてナンバー2という存在。
 2頭からはやや離れるが、前走3歳A-2戦で僅差2着好走のマルホンマユヒメ。
 白菊賞でスマイルカナを負かしたアアモンドミヤビは、その後苦戦が続いていたが、12月に2歳A-3戦を勝って3勝目。1、2着か6着以下かという極端な成績だけに、ここ3走が冴えなくてもあなどれない。
 前走3歳A-1戦でスマイルカナの5着だったヤマノヒメ、賞金的にはクリスタルイプセに次ぐ3番手のジェイミユウらも上位に食い込んでくる可能性はある。
 ◎5スマイルカナ
 ◯4クリスタルイプセ
 ▲1マルホンマユヒメ
 △3アアモンドミヤビ
 △6ヤマノヒメ
 △7ジェイミユウ
 
 黒ユリ賞の出走表はこちら

この予想印で投票
斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP