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【2/4佐賀・飛燕賞】強敵不在でトゥールリー

 トゥールリーはここまで3着以内を外したのは小倉の芝に挑戦したフェニックス賞(7着)だけ。前走1750メートルの佐賀若駒賞では後続を寄せ付けず逃げ切った。1400メートルの実績も十分で、2歳時の重賞で勝てなかったネクストスター佐賀、カペラ賞は、ともに勝ったのがウルトラノホシ。その世代最強馬が不在となったここは負けられない一戦。
 重賞初挑戦となる新興勢力では、トレベルオールが強そう。デビューした門別では未勝利だったが、佐賀移籍後は1300、1400メートルを使われ6戦4勝。3走前のKYUSHU DREAM賞ではトゥールリーに6馬身差をつけられる完敗だったが、その後の2連勝で確実に力をつけた。逃げ馬が何頭かいるメンバーで、トゥールリーが何かと先行争いになれば逆転のチャンスもありそう。
 フェザークイルは中央未勝利から転入して4戦2勝、2着2回。その2着はともにトレベルオールに先着されてのもの。着差は1馬身、2馬身半だが、前走は一騎打ちとなって直線半ばまで食い下がった。トレベルオールより前の好位をマイペースで追走して、今回もどこまで食い下がれるか。
 ビーアライブは前走花吹雪賞8着は、初めての1800メートルが敗因と思われる。2走前にはトレベルオール、フェザークイルと差のない3着があり、1400メートルが舞台ならそれほど差はなさそう。
 カシノルーカスはウルトラノホシやトゥールリー相手に2着、3着の好走があるがいずれもやや差のある結果。今回も連下争いまで。
 ◎12トゥールリー
 ○7トレベルオール
 ▲11フェザークイル
 △3ビーアライブ
 △5カシノルーカス
 
 飛燕賞の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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