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【7/9盛岡・岩鷲賞】短距離で快進撃ゴールデンヒーラー

 ゴールデンヒーラーは、今シーズン短距離に路線変更して3連勝の快進撃。今回と同じ舞台の前走スプリント特別でも、3番手から手応え十分に直線先頭に立つと、軽く気合をつけられただけで快勝。2着キモンリッキーに2馬身差だが、着差以上の楽勝だった。クラスターカップJpnIIIに向けて負けられない一戦だ。
 ゲンパチプライドは中央2勝クラスから転入して、白嶺賞、栗駒賞がゴールデンヒーラーの2着。着差はそれぞれ2馬身、3/4馬身で、逆転の可能性はありそう。前走水沢1600メートルでは3着に負けたが、距離短縮は有利なはず。
 キモンリッキーは、前述のとおり盛岡のスプリント特別がゴールデンヒーラーの2着で、前走水沢1300メートルのスプリント特別を勝った。ゴールデンヒーラーとの差をどこまで詰められるか。
 ルチルクォーツは、年明けは善戦までという結果が続いていたが、ここに来て2連勝と調子を上げてきた。昨年11月には盛岡1200メートルのスプリント特別を、不良馬場とはいえ1分11秒8という好タイムで勝っているだけに、ここでも上位に食い込むチャンスはある。
 シガーヲスウオトコは、大井から転入して、白嶺賞、栗駒賞はさっぱりだったが、前走スプリント特別ではゴールデンヒーラーに1秒3差5着と復調気配。大井ではほぼ1200メートルのみを使われ、A2B1特別での勝利があるだけに、そのときの八分程度にでも戻していれば上位争いに食い込んできそう。
 ◎6ゴールデンヒーラー
 ○1ゲンパチプライド
 ▲4キモンリッキー
 △2ルチルクォーツ
 △9シガーヲスウオトコ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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