斎藤修の重賞ピックアップ

【8/22名古屋・ベイスプリント】実績断然イモータルスモーク

 高知から移籍初戦となるイモータルスモークは、中央ではダート1200メートルのオープン特別で好走経験があった。南関東ではやや苦戦したが、その後、高知所属として出走した園田820メートルの園田FCスプリントでは、中団からレースを進めて2着争いから抜け出した。そして南関東の快速馬が集まる習志野きらっとスプリントでも勝ち馬には離されたとはいえ5着に入った。今回のメンバーに入れば、強敵相手の実績で抜けている。
 金沢から遠征のハクサンパイオニアは、中央では2勝クラスの芝短距離で好走。金沢移籍後は、1400/1500メートルのA1特別を楽勝で連勝。中央時にもダートでの勝利があったが、地方のダートをこなして、距離短縮でさらにとなれば勝ち負けまで期待できる。
 フォルツァエフは中央3勝クラスから転入して、準重賞・湾岸スターカップを含め920メートルでは6戦全勝。今回は相手強化となり、9歳馬には試金石の一戦となりそう。
 ベストリーガードは中央オープンから船橋を経由して転入。920メートルのA1特別で2着のあとの前走、1700メートル戦を逃げ切って3馬身差の快勝。中央時の成績でもマイル?1800メートルでの好走で、あらためて超短距離の舞台でどうか。
 ビリーヴインミーは、南関東では900?1200メートルを中心に使われ、昨年末にはA2B1特別を勝利。名古屋移籍後は勝ち星がなく、920メートルの湾岸スターカップでもフォルツァエフの6着だったが、南関東での実績からはここで通用する可能性はある。
 ◎3イモータルスモーク
 ◯12ハクサンパイオニア
 ▲9フォルツァエフ
 △7ベストリーガード
 △6ビリーヴインミー
 
 ベイスプリントの出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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