短距離から2000メートルまでオールマイティにこなすミニアチュール。昨年末と冬休みを挟んでの今シーズン当初は調子を崩したが、盛岡1000メートルのスプリント特別で今季初勝利。その後、水沢850メートルの早池峰スーパースプリントはさすがに距離が短すぎた(4着)ものの、夏以降は1600メートルの特別、1800メートルの準重賞、そして2000メートルのビューチフルドリーマーカップと、再び距離を延ばして3連勝。短距離を使ったことが刺激になったと思われる。1400メートルは守備範囲で、地元の牝馬同士なら能力は抜けている。
グットフォーチュンは今季中央2勝クラスから転入。6戦して3着を外したのは早池峰スーパースプリントだけ。盛岡1000/1200メートルで堅実に結果を残している。今回、岩手では初めての1400メートルがどうかだが、中央時には未勝利戦で1400メートルを勝っていて、川崎1600メートルの条件交流でも3着があるだけに、距離もこなせると見る。
ルチルクォーツは、今季当初は勝ち切れないレースが続いたが、6月以降は水沢コースでは3戦3勝。オープンに再昇級して、1300メートルのハヤテ特別はコースレコードで制した。今回はミニアチュールが強そうだが、いずれ重賞初制覇も期待できそう。
大井所属として遠征したOROターフスプリント(盛岡ダート1000メートル)5着のあと岩手に転入したジュランビル、昨年盛岡1200メートルで行われたこのレースで2着だったトーセンキャロルらも上位を狙える。
◎5ミニアチュール
◯9グットフォーチュン
▲10ルチルクォーツ
△8ジュランビル
△7トーセンキャロル
ヴィーナススプリントの出走表はこち