斎藤修の重賞ピックアップ

【9/8佐賀・九州ジュニアチャンピオン】3連勝狙うポリスヴィークル

 佐賀デビュー馬限定の2歳重賞。
 ポリスヴィークルはデビューから2連勝。デビュー戦はダッシュがつかず3番手からとなったが、直線単独先頭に立っていたサガノオジョウサンをゴール前100メートルだけ脚を使って差し切った。続く前走はスタートからハナをとると、テイエムサガボーイに競りかけられる厳しい展開も、3コーナーで振り切るとそのまま後続を寄せ付けず、サガノオジョウサンに今度は4馬身差。直線では何度かうしろを振り返って脚色を確認する余裕を見せての完勝。レースに慣れてくればまだまだ強くなりそうだ。
 ミトノドリームのデビュー戦は直線で後続を突き放し6馬身差。その900メートルの勝ちタイム54秒9は、ポリスヴィークルのデビュー戦よりコンマ1秒遅いだけ。それがゴールでは余裕をもってのタイムということであれば、可能性を感じさせる。ポリスヴィークルがそうだったように、一度使われての成長があれば脅かす場面までありそう。
 8月25日の1400メートル戦で1?3着だったカシノアップビート、エイヨーシンワ、ダブルバースデーは、互いに勝ったり負けたり。ポリスヴィークルを負かすにはもう一段階レベルアップが必要かも。
 サガノオジョウサンはデビューから2戦ともポリスヴィークルの2着。前述1400メートル戦の上位馬との連下争い。
 ◎9ポリスヴィークル
 ◯2ミトノドリーム
 ▲7カシノアップビート
 △10エイヨーシンワ
 △1ダブルバースデー
 △4サガノオジョウサン
 
 九州ジュニアチャンピオンの出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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