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【10/20佐賀オータムスプリント】佐賀で底を見せていないテイエムフォンテ

 テイエムフォンテは中央2勝クラスから障害戦を使われて転入。佐賀では6戦4勝、2着1回。大敗はサマーチャンピオンJpnIIIだけで底を見せていない。吉野ヶ里記念は2着だったが、勝ったテイエムフェローが不在となれば、重賞制覇のチャンスが巡ってきたといえそう。
 ダートグレード5勝の実績で転入したテイエムサウスダンは、移籍後は姫路への遠征も含めてここまで7戦1勝、2着2回と期待ほどの成績は収められていない。とはいえ佐賀1400メートルで良馬場1分29秒0、重馬場1分27秒5という持ちタイムがあり、地元同士の重賞なら勝ち負けになる能力はある。
 グローリーは勝ち切れないレースが多いものの、崩れることもない。ここ1年ほどは中距離を中心に使われているが、佐賀1400メートルでは11戦4勝、2着3回と成績は悪くない。ただ昨年のこのレースでは6着だったように、トップクラスとの対戦では、この距離がベストではないのかもしれない。2番枠から好位がとれるか、展開がカギになりそう。
 サトノスライヴは中央時代から1700、1800メートルを中心に使われ、今年5月のスプリングカップ(1800メートル)ではテイエムフェローの3着。能力的には重賞でも通用するが、初めての1400メートルでその能力が発揮できるかどうか。
 中央時代から短距離に特化して使われ重賞初挑戦となるテイエムヒマラヤ、中央2勝クラスから高知を経由して転入初戦となるロードミッドナイトらも連下争いなら。
 ◎4テイエムフォンテ
 ◯10テイエムサウスダン
 ▲2グローリー
 △9サトノスライヴ
 △8テイエムヒマラヤ
 △7ロードミッドナイト
 
 佐賀オータムスプリントの出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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