東海三冠馬フークピグマリオンは、2歳の年末にA4に格付けされ古馬を蹴散らしたが、今回はそれ以来の古馬相手で、古馬重賞初挑戦。東海優駿、秋の鞍でフークピグマリオンの2着だった笠松のキャッシュブリッツが、古馬初対戦となった北陸近畿交流の重賞オータムカップを勝っているという力関係。今回は東海限定の重賞ということであれば、フークピグマリオンで十分勝負になりそう。
イイネイイネイイネは昨年秋に中央から戻り、A級でも下の組に格付けされ着実にクラスを上げてきた。3走前のA1特別が今回と同じ笠松1900メートルで、良馬場2分3秒8という好タイムで勝利。一昨年3歳時以来の重賞制覇も期待できそう。
キャッシュブリッツはフークピグマリオンと4度の対戦で跳ね返され続けたが、古馬重賞を勝っての成長があれば逆転の可能性も。
ここにきて充実がうかがえるのがハディア。今年春にはやや落ち込んだが、夏の休養から復帰しての9月以降はA級特別で4戦して2勝、2着3着各1回。昨年末の東海ゴールドカップでは4着だったが、そのときより相手が軽いメンバーだけに勝ち負けまでありそう。
前走シトリンオープンでは8番人気ながら2着好走でハディアに先着したタイセイドリーマー、昨年重賞3勝も今年は勝ち星がないブリーザフレスカらも争覇圏。
◎10フークピグマリオン
○3イイネイイネイイネ
▲2キャッシュブリッツ
△1ハディア
△6タイセイドリーマー
△9ブリーザフレスカ
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