斎藤修の重賞ピックアップ

【1/16園田・コウノトリ賞】転入初戦でもサンオークレア

 南関東でも牝馬限定の準重賞で好走経験があるサンオークレア。その後、昨年門別では重賞のみ4戦して2勝。JpnIIIのブリーダーズゴールドカップでも4着に健闘した。距離適性面でも1600-2000メートルを中心に結果を残しており、今回は3カ月ぶりの実戦で園田初戦となるが、鞍上には北海道で主戦だった石川倭騎手を期間限定騎乗中の佐賀から呼んでという万全の態勢で臨む。
 このレース連覇を賭けて臨むのがスマイルミーシャ。その後勝ち星から遠ざかっているとはいえ、大きな着順はダートグレードや牡馬一線級との対戦。秋の兵庫クイーンカップでは、歴史的な重賞25勝目となったハクサンアマゾネスに唯一食い下がっての2着で、そのときの走りができれば連覇の可能性はおおいにありそう。
 格上挑戦で重賞初挑戦となるラヴィアンだが、ここまで13戦11勝、2着2回と底を見せていない。1400メートルを中心に使われ、中距離は1700メートルを一度使われただけで、今回は距離への挑戦ともなる。
 メロディメーカーもB級からの格上挑戦。昨年3歳時の重賞では兵庫優駿4着が最高の成績だが、勝ち馬から差をつけられてのもので、古馬との対戦となるとタイム的にもやや見劣る。ただここ3戦で確実に力をつけており、距離に対応できれば上位争いも。
 昨年のこのレースで2着だったクリノメガミエース、昨年9月に久々の勝利を挙げ4カ月ぶりの実戦となるアキュートガールらも能力を発揮できる状態であれば上位を狙える。
 ◎12サンオークレア
 ◯11スマイルミーシャ
 ▲2ラヴィアン
 △4メロディメーカー
 △6クリノメガミエース
 △7アキュートガール
 
 コウノトリ賞の出走表はこちら

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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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