斎藤修の重賞ピックアップ

【1/16名古屋・新春ペガサスカップ】連勝伸ばすかカワテンマックス

 デビューから3連勝と底を見せていないカワテンマックス。重賞初挑戦となった前走ゴールドウィング賞では、好位で構え3コーナー過ぎで先頭に立って押し切る堂々のレースぶり。重賞に出走している馬たちとはそのゴールドウィング賞で勝負付けが済んでおり、これといった新興勢力もいないメンバーでは4連勝濃厚といえそうだ。
 ゴールドウィング賞でゴール前、唯一カワテンマックスに迫ったのがアップショウグン。3コーナーからまくって直線末脚勝負という脚質ゆえ展開次第という面もありそうだが、続く前走1番人気に支持された弥富記念では2着に4馬身差をつける完勝。ペースや展開次第で逆転があるとすればこの馬。
 ページェントは前走ライデンリーダー記念ではスタートで後手を踏んで後方からとなったが、3コーナーから一気にまくって直線馬場の真ん中を突き抜けた。ゴールドウィング賞では前に馬を置いて前半行きたがるような面があり、そのぶん直線で伸びを欠いた。それらのレースぶりから適距離は1400/1500メートルあたりまでのようで、距離への対応がカギとなりそう。
 ラブミーチャン記念を制したエバーシンスだが、その後、ゴールドウィング賞ではスタートでタイミングが合わず最後方からとなり、ライデンリーダー記念でも伸び上がるようなスタートで中団からとなって、道中でも折り合いに苦労するような面があって見せ場をつくれず。気性面が改善されれば上位の能力はありそう。
 門別2勝から転入してゴールドウィング賞7着だったノリノリブリランテ、門別1勝から転入して特別戦2戦とも好走したアキヨシパワーらも上積みがあれば好走が期待できそう。
 ◎8カワテンマックス
 ◯12アップショウグン
 ▲9ページェント
 △2エバーシンス
 △1ノリノリブリランテ
 △7アキヨシパワー
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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