斎藤修の重賞ピックアップ

【1/19高知・大高坂賞】重賞初挑戦でもマイネルシトラス

 連勝中で高知では重賞初挑戦という新興勢力が3頭いるなかで、マイネルシトラスの前走A-1選抜(ターコイズ特別)は、内目の3番枠でも控えて3番手を追走すると、4コーナーで前をとらえるのも楽だったし、直線では軽く追われただけで後続を突き放して最後は抑える余裕があった。その時期続いていた乾いた良馬場で1分30秒5。それが余裕があってマークしたタイムだけに、重賞でも勝負になりそう。
 プリフロオールインはいよいよ古馬初対戦。前走園田に遠征した楠賞で10着という、デビュー以来初めて惨敗の影響がどうか。高知1400メートルでは黒潮皐月賞を1分29秒4(稍重)という、その時期の3歳戦としては好タイムで走っている。今後、どんな距離を狙っていくのか、古馬の重賞戦線へ向けて試金石の一戦。
 トゥルーバローズは南関東A2から転入して順調にクラスを上げ、ここにきてA-2戦、A-1特別と連勝。その前走は、直線軽く追われただけで後続を寄せ付けず楽に逃げ切った。ロードカナロア×ディープインパクトという良血が高知の重賞でどんな活躍を見せるか。
 黒潮マイルチャンピオンシップで、向正面からまくって重賞初制覇が5馬身差圧勝というグラティアスグー、同じく内をうまく立ち回って3着だったバリチューロらは押し出される形で△まで。
 B級の準重賞まで連勝のメイショウウズマサは中央ではダートオープン勝ちの実績だけに軽くは扱えない。
 ◎3マイネルシトラス
 ◯8プリフロオールイン
 ▲11トゥルーバローズ
 △7グラティアスグー
 △6バリチューロ
 △12メイショウウズマサ
 
 大高坂賞の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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