斎藤修の重賞ピックアップ

【1/2ばんえい・帯広記念】ハンデ差で王者を負かす馬は?

 アオノブラックも不在になっての5頭立て。今シーズン8戦全勝のメムロボブサップは他馬より30kg以上重いトップハンデ930kg。メムロボブサップはこれで帯広記念4年連続930kgでの出走。2022年は9着だったが、23、24年はともに2着。ほかに過去10年で930kgで出走したのは19年のコウシュハウンカイだけで5着。帯広記念での930kgはそれほど厳しい。ただメムロボブサップが2着だった過去2年の勝ち馬は、アオノブラックにメジロゴーリキ。はたして今年のライバル4頭にそのレベルの馬がいるかどうか。
 あくまでもメムロボブサップを負かす可能性があればという意味での本命がコマサンエース。今シーズン重賞で2着1回、3着3回という実績もだが、前回のばんえい記念では雪で軽い馬場だったとはいえ、2着メムロボブサップと4秒9差。30kgのハンデがあれば逆転の可能性はある。
 コウテイも、旭川記念、北見記念ともに2着と重賞で好走。昨年の帯広記念では障害先頭から2着メムロボブサップとは今回と同じ重量の設定でわずか1秒3差だった。
 インビクタは秋以降やや落ち込んだが、馬場が軽くなれば馬券圏内の可能性。ただ帯広記念は23年が910kgで競走中止、24年が910kgで7着と相性はよくない。
 ◎3コマサンエース
 ◯2メムロボブサップ
 ▲4コウテイ
 △1インビクタ
 
 帯広記念の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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